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セックスも子作りもしない男女事実婚カップルを提示したTBSドラマ「家族ノカタチ」が良かった

記事タイトルがいきなり重大なネタバレでほんと申し訳ないんだけどネタバレしないとこの話できないのでお許しください。しかも一般的には性の話が忌避される傾向にある育児ブログなのにセックスって大声で書いてるし。まあセックスしないと子供できないし。いいだろ。

 

私は法律婚カップルでセックスも子作りも不妊治療もした結果、現在は婿と息子と3人暮らししてるんですが、友達には結婚したいけどできない男子とか事実婚カップルとか旦那のDVで離婚したけど最近再婚した女子とかいろんな人がいます。

 

そんなこんなで家族親族のin/out事例が多く見受けられるようになってきて*1、「家族」や「家庭」の在り方を考えることが増えてきた時にたまたまこのドラマを見て、最終解がとても良かったのでシェアさせていただきます。

 

tod.tbs.co.jp

 

一言でまとめると、結婚(再婚)したくないアラフォーアラサー男女とその家族の織りなすホームコメディ。

主演の香取慎吾ちゃんが結婚したくない男性で、上野樹里さんが再婚したくないバツイチ女性で、この2人がどうなるのかってところが一番の見せ場と言ってもいいストーリーなんですが……ハァーいきなりネタバレしててすいません。結局くっつくんですよ。でも明言されてないけど多分そんな積極的にセックスとか子作りとかしてないと思う。ただ一緒にいればいいっていう二人。法律婚もしない。よく口喧嘩はするけど「喧嘩するほど仲が良い」の典型。

このドラマ見始めた時は「この2人がくっつくってことになったらありがちすぎるし勘弁してくれ」って思ってたんですが最終的には泣きました。くっつくにはくっついたんだけど、ありがちなロマンスは発生しなかった。キスシーンも無し。出てきた身体的接触はハグだけ。

 

なんだかんだで世の中色恋至上主義の話が多いんでこの結論を提示したのは素晴らしいなと思いました。別に恋のときめきとかセックスとか無くてもいい。お互いの価値観が合って一緒にいて心地良いならば。そういう人たちもいる。

いや私は恋のときめきもセックスも欲しいですし婿にはときめくし子供産んでもセックスしてますけど。でもラストシーンで2人が一緒にビール飲むところはすげーすげーすげー良かったしいいなあーと思った。

私の望む生き方はしてない2人だけど私が出来ないことをしており(婿は酒が飲めません)

 

「みんな違ってみんないい」が明示されている。

 

多数派の生き方とか他人の意見に影響されて苦しんでる人を見ることが多いので、多数派ではないであろう「家族ノカタチ」を提示して一つの結論としたこのドラマはとても良かったです。他にもお父さんが再婚していきなり中学生の義理の弟が出来るとかいう事態が発生したりもします*2メインビジュアルとかアバンタイトルで出てくる「ウ冠」がそのまま「一つ屋根の下にいれば家族」ってことを表してるんだよね。

 

あんま話題にならなかったドラマですけど個人的にはすごいイチオシ。SMAPは解散するしない騒ぎがありましたけど全然関係無くちゃんと仕事してて慎吾ちゃんは流石プロだなと思いましたね。ドラマの中に出てくる「俺はそこまでドライじゃないし割り切れてない」ってところは非常に人間味があって素晴らしかった。世の中そんなゼロかイチかじゃない。脚本もいい仕事してる。

 

こういう多様性を提示するコンテンツがどんどん増えて、息子が成人する頃には今よりも生きやすい世の中になってるといいなと思います(無理矢理育児に関連付けておわり)

 

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不妊治療やった記事はこちら。

 

www.ysroad.net

これは私の記事じゃなくてロードバイク愛好家さんご用達のショップ、Y's Roadのブログ。このドラマは慎吾ちゃんの趣味がロードバイクという設定で、Y's Road監修のロードバイクシーンがちょこちょこ出てきます。うちの婿もロードバイク乗るのでそういうシーンだけピックアップして一緒に見てました。

*1:最近遠縁の親族も一人亡くなりました

*2:欲を言えば、新しい家族観を示すならば更にLGBTカップルとかも出てきたら話により深みと幅が出たと思うけどそれは無かった