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世界の果ての育児と家事

34歳オタク主婦の2歳児育児と家事。

69年前の母子手帳

保護者サイド 妊娠中 出産

母方の実家であるところの古民家*1に住んでいて、片付けるとよく前世紀の遺物が出てきます。

最近断捨離やってる最中に終戦直後の母子手帳(正確には妊産婦手帳)が出てきて、書いてあることがちょっと面白かったので本人の許可を得て一部お見せします。

 

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妊産婦手帳がカーチャン出生時のもの。母子手帳はおじさん出生時のもの。

 

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妊産婦手帳3ページ目。「立派ナ子ヲ産ミ、オ國ニ尽クシマセウ」って書いてあってビビる。この時もう戦争終わってるのに。

 

でも今の母子手帳母子健康手帳)に載ってる児童憲章に書いてある「すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる」ていうのもなんかちょっとキラキラし過ぎでヒきました。愛とまこと!愛とまこととは何ぞや!?

それ以外にも児童憲章って守られてない事柄が多すぎてなんか綺麗事だよなって思った。最低限せめて自分の子供くらいはここに書いてあることクリアしてあげたい。

児童憲章 - Wikipedia

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親子三代母子手帳比較。多色刷りになってるし見た目だけでも進化しているのは歴然。

 

ところで今回母子手帳についてググってみたら「留学時とか予防接種証明書作るのに母子手帳が必要になる」と初めて知りました。「予防接種受けさせないと就職や留学時に不利になる」みたいな話はよく見かけていましたが実際書類作る時に母子手帳が必要になるってことまで理解してなかった。やべーやべー。なくさないようにしよう。

 

子どもを育てない親、親が育てない子ども

子どもを育てない親、親が育てない子ども

  • 作者: 井上寿美,笹倉千佳弘,津崎哲郎,社納葉子,佐藤拓代
  • 出版社/メーカー: 生活書院
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

児童憲章が守られてない云々はちゃんと裏とってない個人的な印象論ですが、それに加えて最近はこういう本を読みました。
「やばそうなんで児相が即出動→そのせいで最悪の結果に」みたいな事例も載ってるのでいろいろ対応も解決も難しいところだとは思います。とはいえ「妊婦健診未受診妊産婦」を追跡調査することでその後の虐待発生可能性を下げるのはちゃんとやれたら効果あるだろうなあと思った。

あとこの本、大体客観的な語り口で冷静に進められてるんだけど最後の最後に載ってるライターさんの育児体験記が全然冷静じゃなくてそれまでの話台無しだなって思った(笑)でも本人も「自分に依頼が来たのがよくわからないけど好きに書いていいって言われたから好きに書くわ」とか書いてていろいろ自覚あるみたいだし、何より育児の大変さを体感した自分には最後にこの話を持ってくることで「ともすれば虐待に走ってしまいそうなままならなさ」の裏付けができていると感じた。でもこれ実際育児やった人じゃないとそう思わないと思う。

この本の書評で一つの独立記事にすればよかった。まあいいや。

*1:前回の東京オリンピックの時建てたらしい